新規出店ラッシュ

気が付けば、撤退したお店が新しくオープンしている。

居抜きで取得して、すぐに開業、不動産やに聞いてみたら「あっという間に決まるね」との事。

確かに、空前の良物件のチャンスですが、それで良いのかい?と突っ込みを入れたくなる。

飲食業の最大の課題である”薄利”という問題、食事と飲料の売り上げ、つまり絶対数を入れないと利益が出ない業種において、現在の密を回避する方法は高単価にしか無いと思います。

居酒屋やバーのように、肘が当たるような空間でこそ潤沢な利益になる業種、もしくは徹底したクオリティによる高単価の道。

デリバリーやればいいじゃん?っとの声も聞こえますが、競合の多さによる価格競争の中で、料理だけの粗利はどのくらい見込めるのか、、、本来単価は料理と飲料により構成されるわけで、飲料の売り上げの部分を料理だけで、超薄利の商品で埋めるには絶対数が必要なわけで、生産性を考えるとそこには人件費がセットになるわけで、、、

 勝算はあるのかい?

その辺の答えは、今年の冬にわかるんじゃないでしょか、もちろん生き残るお店も有るでしょうし、その不確定な要素こそ飲食の醍醐味でしょが、バブル期のような飲食の幻想、いやいや、人は夢を見るって事でしょうね。

夢を目標に変え、コツコツがんばりましょうかね!